2024年10 月17 日、18 日に京王プラザホテルにて開催された「第39 回日本整形外科学会基礎学術集会」に骨加工装置を出展しました。
本学会は基礎研究から臨床研究と幅広い研究成果が発表される場であり、当社ブースにも手、足、脊椎等の専門領域の先生方にご来場いただき、骨加工装置を応用できる症例や可能性についてご提案いただきました。
「舟状骨の偽関節にはネジが良い。」や「脊椎部の補填物の作成には3D 加工が良い。」等のネジ加工、3D 加工の両方に関して好印象のご意見をいただきました。
「使える日が楽しみ」というお言葉を活力にして、今後の開発も進めて参ります。
ニュース
カテゴリー: Medical事業部
2024年9月23日に大阪商工会議所、毎日放送(MBS)、吉本興業がコラボしている
「吉本新喜劇NEXT」という番組の中で、当社が紹介されました。
当該番組は、SDGs活動に取り組む関西の中小企業を紹介している番組になります。
番組内では、当社が開発中の「患者自身の骨を使ってネジにする装置(骨加工装置)」をご紹介いただきました。
骨ネジの紹介や利用するメリットなどを分かりやすくご説明いただいております。
骨加工装置というものを皆様に広く知っていただく良い機会となりました。
骨加工装置が早く医療現場で活躍できるように、より一層開発に精進し邁進してまいります。
2024 年 5 月 30 日~6月 1 日まで、韓国 ソウルで開催された IFFAS 2024 に Medical 事業部から 4 人の
メンバーが参加しました。
IFFAS とは International Federation of Foot & Ankle Societies(国際足の外科学会)の略称で、その名の通り世界各国から足を専門とする整形外科医が参加しており、互いの研究に対し議論を交わしていました。
本学会においては、島根大学 今出真司先生が当社の骨加工機を用いた研究についてポスター発表をされており、会場では様々な先生がポスターを興味深く閲覧されている様子等も確認できました。
また、企業展示でも「自家組織との癒合」「生体適合性」等を特徴に挙げる製品が複数あり、このような動きが世界的トレンドであると同時に当社の骨加工機もその流れに対して同じ方向を向いているということを再認識できた機会となりました。
今回の国際学会参加で得たグローバルな視点や発見を活かし、世界を見据えた開発を今後も行って参ります。
2024年1月26日、大阪事業所に大阪商工会議所会頭の鳥井信吾様(サントリーホールディングス株式会社 代表取締役副会長)がご来社くださいました。
鳥井会頭は会頭就任時より「ものづくり大阪の再生」を注力分野の一つに掲げておられ、「大阪のものづくり」の視察を目的として、今回ご来社いただきました。
当日は、親会社 日進製作所の会社概要からMedical事業の立ち上げ、日進FULFILへの事業統合等の経緯、現在開発中の骨加工装置についてご説明しました。Medical事業部が取り組む事業は「世にないものを開発することは前例や基準がなく困難なことである」とのお言葉をいただき、困難なことに立ち向かうチャレンジ精神をご評価いただきました。
開発中の骨加工装置の説明では、「ものづくり」の最前線である開発現場で骨加工装置が稼働している様子等をご覧いただき、手術室で手術中に加工ができるという特徴をはじめ、開発担当者による実際の装置を用いた説明や、本装置を用いた手術例を説明した資料等に大変関心を寄せていただきました。 「事業が成功するよう、継続的に支援していきたい」と今後の支援に対するお言葉もいただき、皆様のお力もお借りしながら事業の成功に向けて開発を進めていきたいという思いがより一層強まりました。
医工連携イノベーション推進事業(AMED、大阪商工会議所)の一環である、
Global navigationへの参加のため、シンガポール、メルボルンへ10日間滞在してきました。
【訪問・面談先】
シンガポール(11/22~24):11件の施設(医療機関、政府機関、企業)、2件の個別面談(整形外科医)
メルボルン(11/27~30):9件の施設、2件の個別面談(整形外科医、KOL)
現地の整形外科医に、骨加工装置を紹介したところ、「将来性と価値がある」、将来的に搭載予定である3D加工機能についても、「大いに将来性がある」、と日本での展示会出展時と同様、好評なご意見を頂きました。
メルボルンで面談したKOLからは、著名な他の整形外科医を紹介頂き、帰国後web面談の機会を持つことが出来ました。
ある医療機関からは、けがをした競走馬に対する治療、といった新しいアイデアが出たり、訪問した複数の企業からは、パンフレット送付の依頼を受ける等、海外事業展開に向け、ネットワークを広げる機会を持つことが出来ました。
世界を目指す、他の参加企業のパワーを持ち帰り、今後も骨加工装置の開発に邁進してまいります。
骨加工装置が整形外科領域の幅広い範囲において適応可能かどうかについて様々な専門領域の先生方に意見を伺うため、Medical事業部は2023年、3つの学会において骨加工装置を出展致しました。
関節病学会では「関節炎や肘周囲の症例(肘頭骨折等)に良さそう。」といった関節周辺の症例への応用の可能性をご提案いただいたり、足の外科学会では「足」が全体重がかかる部分のためか、「加工後の骨は折れないか?」といった骨の強度についての質問を多くいただく等、各専門領域に関連したご意見をいただき、骨加工装置が様々な領域で活用される可能性を再認識できました。また、いずれの学会においても将来的に搭載予定である3D加工機能についてもご好評をいただき、骨加工装置の目指す方向性と先生方のニーズに相違はないと改めて確認することができた機会となりました。
頂いたご意見から見えてくる課題に取り組みつつ、骨加工装置の目指す方向性に向けて今後の開発も進めて参ります。
2022年11月3日(木)、4日(金)の2日間、愛媛県松山市のアイテムえひめにて開催されました「第47回日本足の外科学会学術集会」において、Medical事業部が開発中の骨加工装置を出展しました。
当社ブースでは、開発中の骨加工装置に加えて、実際の足外科領域での臨床応用例を大画面モニターで展示しました。当社独自の精密加工の技術と、加工領域の滅菌対応など、臨床現場において安心して使用できると、多くの先生方にご理解いただきました。
足の外科専門医の先生方が抱える臨床症例や、当装置の可能性について専門的な質問もあり、関心度の高さがうかがえました。
2022年6月16日(木)~18日(土)の3日間、札幌コンベンションセンターにおいて、第14回日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(JOSKAS)ならびに第48回日本整形外科スポーツ医学会学術集会(JOSSM)が、「JOSKAS-JOSSM 2022」として合同開催され、当社が開発中の骨加工装置を出展しました。
このJOSKASならびにJOSSMの合同開催は、医師・理学療法士・トレーナーなどからなる大きな学術団体で、両学会の異なる視点からこれまで解決できなかった課題の解決を目的としています。当社ブースでは、開発中の骨加工装置と加工サンプルなどを展示し、手術室内などの臨床環境においても簡単に使用できる骨加工装置に多くの先生方から関心を持っていただきました。